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最終更新: 9 分で読めますBaran Kılıçcı

良いツアー事業者のサイトに必要なものとは?

シリーズ第2回は土台から始めます。旅行者がサイトを開いたときに何が見えるべきか、どのページが欠かせないか、良いツアーページはどう作るのか。最後に、ご自身のサイトを確認できるチェックリストがあります。

良いツアー事業者サイトに必要なものとは?ツアーページ、信頼の要素、予約ボタン
要点

良いツアー事業者のサイトは、何を販売しているか、どこにあるか、どう予約するかを数秒で伝えます。ツアーごとに専用ページを用意し、行程、所要時間、料金に含まれるもの、集合場所、実際の写真、レビュー、目立つ予約ボタンを載せましょう。誰が運営しているか、連絡先、そして義務がある場合は登録番号をはっきり示すことが、信頼の土台になります。

シリーズの第1回では、ウェブサイト、SEO、GEOという3つの言葉を紹介しました。順番も決めました。まずサイト、次にGoogle、そしてAIです。今回は約束どおり、土台から始めます。

デザインの好みや、どのシステムを選ぶべきかという話はしません。旅行者がサイトを開いてから予約ボタンを押すまでに何を必要としているかを見ていきます。GoogleもAIアシスタントも、結局は同じものを探しているからです。旅行者の役に立つ、わかりやすく信頼できるページです。

最初の数秒:訪問者は何を見るべきか

サイトを訪れた人は、頭の中に4つの疑問を持っています。探したりスクロールしたりせずに答えが見つかれば、正しい方向に進んでいます。

  • 何を売っているのか?気球ツアー、ボートツアー、日帰りツアー?
  • どこで?どの街、どの地域?
  • なぜこの会社なのか?少人数、経験豊富なガイド、ホテル送迎?
  • どうやって予約するのか?ボタンはどこ?

トップページの上部、つまりスクロールせずに見える部分で、この4つに答えましょう。「カッパドキアで少人数の朝日気球ツアー」という一文は、「夢の旅へようこそ」のような漠然としたキャッチコピーよりずっと多くを伝えます。旅行者もGoogleも、最初の一行で何をしている会社かを理解できます。

どのサイトにも必要なページ

大切なのはページの数ではなく、それぞれのページに役割があることです。ツアー事業者にとって基本となるページは次のとおりです。

  • トップページ:何をしているか、どこにあるか、おすすめのツアーを示し、ほかのページへの入口になります。
  • ツアーごとの専用ページ:このあと詳しく説明しますが、リストの中で最も重要な項目です。
  • 会社概要:誰が運営しているか、いつからこの仕事をしているか、どんなチームか。本名と実際の写真がとても大きな意味を持ちます。
  • お問い合わせ:電話、メール、住所、営業時間、地図上の所在地。
  • よくある質問:お客様から電話やメッセージでよく聞かれる質問への回答。
  • 予約・キャンセル・返金の条件:支払う前に誰もが探す情報です。隠さず、はっきり書きましょう。

なぜツアーごとに専用ページが必要なのか

多くの事業者は、すべてのツアーを1つのページに小さな枠で縦に並べています。見た目は整っていますが、旅行者にとってもGoogleにとっても情報が足りません。

ある旅行者は「カッパドキア 朝日 気球」と検索し、別の旅行者は「カッパドキア ジープサファリ」と検索します。これは2つの別々の質問です。Googleはそれぞれの質問に最もよく答えているページを表示しようとします。1ページにすべてを数行ずつ書いても、どの質問にも十分に答えられません。

だからこそ、ツアーごとに専用ページと専用のURLを用意しましょう。GoogleのSEOスターターガイドも、URLにはユーザーにとって意味のある単語を使うよう勧めています。yoursite.jp/tours/sunrise-balloonのようなアドレスは、yoursite.jp/page?id=27よりも、旅行者にもGoogleにもずっと多くを伝えます。こうして各ページが1つの質問に深く答えられるようになります。

良いツアーページに必要なもの

ツアーページは、サイトが販売を担う場所です。旅行者が問い合わせをしなくても予約できるよう、あらゆる疑問に答えておきましょう。

  • わかりやすいタイトル:何のツアーで、どこで行われるのかを伝えます。たとえば「朝日の気球ツアー、カッパドキア」。Googleも、ページのタイトルをわかりやすく簡潔にし、ページごとに異なるものにすることを勧めています。
  • 短い概要:ツアーの内容と、どんな人に向いているかを2〜3文で。
  • 行程:何時に何をするか。ホテルへのお迎えは何時か、アクティビティはどれくらいか、戻りは何時か。
  • 所要時間と人数:何時間、何人のグループか。
  • 含まれるもの・含まれないもの:送迎、朝食、保険、入場料など。あとで驚かせないように。
  • 集合場所と地図:お客様がどこで迎えてもらえるのか正確にわかるように。
  • 実際の写真:自社のツアー、自社のお客様の写真を。素材写真はどのサイトでも同じで、信頼につながりません。
  • レビュー:実際のお客様の声。Google、トリップアドバイザー、予約サイトでの評価を載せるのもよいでしょう。
  • キャンセル条件:短く、はっきりと。
  • 目立つ予約ボタン:ページの上部と下部に。スマートフォンでスクロール中でもすぐ見つかるように。

このリストを見ると、あることに気づくはずです。どれも、お客様がすでに電話で聞いてくる質問ばかりです。良いツアーページとは、その電話のやり取りを文章にしたものなのです。

信頼:誰が運営しているかを見せる

第1回では、GoogleがE-E-A-Tと呼ぶ4つの要素を紹介し、その中で最も重要なのは信頼性だとお話ししました。ウェブサイトでいえば、訪問者の「この会社は本当に存在するのか、安心して支払えるのか」という疑問に答えることです。

Googleは有用なコンテンツに関するガイドで、コンテンツを誰が、どのように、なぜ作ったのかを明確にするよう勧めています。ツアー事業者のサイトなら、次のように示せます。

  • スタッフ、特にガイドの本名と写真。
  • わかりやすい連絡先:フォームだけでなく、電話、メール、住所も。
  • 登録番号:トルコでは、旅行代理店規則の2021年の改正により、旅行代理店はオンライン販売チャネルのトップページに、営業許可証の番号と代理店名を表示し、ほかのページではページ下部に表示することが義務づけられています。ほかの国では現地のルールを確認し、取得している許可や業界団体への加盟を掲載しましょう。いずれにしても、強い信頼のサインになります。
  • 安全な接続(HTTPS):アドレスバーの鍵マーク。Googleもページ エクスペリエンスの中で、ページが安全に配信されているかを考慮しています。
  • 実際のレビュー、そして加盟団体や受賞歴があればそれも。

スマートフォンではどう見えるか

多くの旅行者はスマートフォンでツアーを探しています。Googleもサイトを評価するとき、主にモバイル版を使います。つまり、スマートフォンで見たサイトこそ、Googleが実際に見ているサイトなのです。

ご自身のサイトをスマートフォンで開いて確認してみてください。拡大しなくても文字が読めますか?予約ボタンはすぐ見つかりますか?ページは数秒で開きますか?表示速度とモバイル対応については、シリーズの後半で詳しく取り上げます。

よくある失敗

  • すべてのツアーを1ページに詰め込む。ツアーごとに専用ページが必要です。
  • 素材写真を使う。同じ気球の写真を5つのサイトで見たら、旅行者はどのサイトも信用しなくなります。
  • 情報を得る手段をWhatsAppボタンだけにする。WhatsAppはとても便利ですが、ページに情報が書かれていなければ、旅行者は同じ質問を何度もしなければならず、質問せずに去ってしまう人もいます。
  • 重要な情報を画像の中だけに書く。ポスターのような画像の文字はスマートフォンでは読みにくく、Googleも画像の内容を主に周りのテキストと代替テキストから理解します。行程、日付、集合場所などは、必ずページ上にテキストでも載せましょう。
  • 行程、キャンセル条件、集合場所をあいまいにする。答えが見つからない旅行者は、答えのあるサイトへ移ってしまいます。
  • サイトを一度作って放置する。行程が変わったツアーやシーズンが終わったツアーのページも、最新の状態に保ちましょう。

何かを変える前に、今日の状態を記録する

シリーズの冒頭で、こうお伝えしました。何をしているかわからなければ、測ることはできない。サイトを変え始める前に、今の状態を書き留めておきましょう。数か月後、何が効果を上げたのかがわかります。

  • サイトには毎月何人が訪れていますか?
  • サイト経由の予約や問い合わせは毎月何件ありますか?
  • Googleで site:yourdomain.jp と検索すると、どのページが表示されますか?
  • お客様から最もよく聞かれる質問は何ですか?

これらの数字をどこで見られるか、Google Search Consoleのような無料ツールでどう追いかけるかは、シリーズの計測の回でステップごとに説明します。今はまず、手元にあるいちばん簡単な情報を書き留めるだけで十分です。

チェックリスト:あなたのサイトにはありますか?

  • トップページの上部に、何をしているか、どこにあるかが書かれている。
  • ツアーごとに専用ページと、内容がわかるURLがある。
  • ツアーページに行程、所要時間、含まれるもの、集合場所が書かれている。
  • 写真は自社のツアーのもの。
  • レビューと評価が表示されている。
  • キャンセル・返金条件がはっきり書かれている。
  • 会社概要ページに実在の人が載っている。
  • 連絡先と、義務がある場合は登録番号が見える。
  • アドレスバーに鍵マーク(HTTPS)がある。
  • スマートフォンで予約ボタンがすぐ見つかる。

すべてにチェックが付かなくても心配はいりません。ほとんどのサイトに足りないところはあります。大切なのは、どこから始めればいいかを知ることです。

次回は

土台ができました。次回は、ドメイン、サーバー、HTTPSといった技術の基本をやさしく解説します。このチェックリストを一緒にご自身のサイトで確認したい場合は、お気軽にご連絡ください。

参考資料

  1. Google 公式 SEO スターター ガイド, Google 検索セントラル (developers.google.com)公式情報
  2. Google 検索結果のタイトルリンクの変更, Google 検索セントラル (developers.google.com)公式情報
  3. 有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成, Google 検索セントラル (developers.google.com)公式情報
  4. ページ エクスペリエンスと Google 検索結果への影響, Google 検索セントラル (developers.google.com)公式情報
  5. モバイルファースト インデックスに関するおすすめの方法, Google 検索セントラル (developers.google.com)公式情報
  6. 画像の SEO ベスト プラクティス, Google 検索セントラル (developers.google.com)公式情報
  7. 旅行代理店規則の一部を改正する規則(2021年1月14日、トルコ語), トルコ共和国官報 (resmigazete.gov.tr)公式情報

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